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THE LONG LONG GOOD-BYE・・(永いサヨナラ・・)



この記事は・・どこかの店や誰かを


非難するものではありません


とても個人的な私小説ようなもの


ただ長い事書けなかった僕の思いを


綴ったものなのです・・
















ノリオ・・・


僕は車を飛ばした ギリギリで信号をすり抜け

クラクションを鳴らし 飛ばしに飛ばした・・

やがて信号に捕まり 僕はクソッ!と

ハンドルを叩いた



目を閉じ、ハンドルに額をつけ それに頭を

打ち付けた  ゴツゴツと何度も・・

今も彼のいたずらっ子のような笑い顔を

鮮明に思い出す




彼を辞めさせるべきじゃなかった・・


どんなことをしても

引き留めるべきだった


彼は若くに結婚をしていて


綺麗な奥さんと可愛い子供がいた

僕もよく手料理をご馳走になったものだ

素敵な家庭だった・・



僕もとてもその家族が好きだった


しかし ひょんなことからこの家庭に

不幸が続く・・借金が増え 家庭は荒れた


そして・・



彼は離婚をした



時代はカリスマ美容師が全盛の頃

一般紙でも見たことも無いカリスマが紙面を飾っていた


彼が僕に退店を切り出したのはそんな頃だった・・



何度も説得した でもダメだった


きっと 今考えると いろんなものから

逃げ出したかったのだろう


最後の話し合いの時・・


車の中で2人で話し合った



「店長じゃダメなんだよ・・」



僕も2店舗目を出し軌道に乗せ、さあ3店舗目!


って頃だった・・給料も手当も上乗せした・・


毎日のように飲みに行き夢を語った


それでもダメだというのか



僕は諦めた


というか 


白けたのだ・・


もういいやと思った



そして彼はお店を去って行った




彼が最初に選んだのは


大企業の「T・・・」 その巨大美容室会社が


大都会の一等地に 巨大美容室を作るというのだ


そこに入った



もともと腕はいい美容師だったから


彼はあっという間に店長みたいな役職に


上り詰めた・・ 一年かからなかったと思う


競い合う店内 最終受付もあっても無いようなもの


彼は 夜遅くまでお客様を担当した 


毎日のように懸命に働いた



「きついけど・・楽しい!」 

と彼は言った・・


稼いだ! 借金も順調に返してる


顔つきもファッションも変わった


雑誌にも載った!と報告もしてくれた


中古だけどベンツも買えた・・



そして新しい彼女もできた


もう同棲してるらしい



いい子だった・・Y子ちゃんって言ったっけな・・


確か一緒に焼肉を食べたのを覚えている




僕の方は彼に辞められて結構 苦労したけど

メンバーも安定し売上も悪くなかった



お互いの成功を祝った・・



でも 彼の人生に またもや



暗雲が立ち込めてくる




そう・・




美容業界を震撼させた あの事件





「カリスマ美容師無免許問題!」




もう時効だから言うが・・



彼も免許がなかった・・


カリスマの中にも結構 いたらしい


業界紙でも 髪を作るカリスマ美容師に免許の


確認を取るようになった・・


確かにそういうグレーゾーンはどの業界にもある



美容業界も・・



免許より美容師の腕が優先!


そういうの価値感がこの業界にあったのも事実だ・・



そのうち そのうち・・と先延ばしにしてた美容師が


少なからずいた




彼は一気に干された



表に出るな! 裏でじっとしていろ!


体裁を気にする大企業だ・・


ディレクターの彼が


無免許と言うわけにはいかない


収入は激減し・・


彼は店を辞めた



そこから大型店を渡り歩き


その代官山のお店に落ち着くことになる



そして




彼は・・





死んだ





ハンドルに頭を打ち続けた・・




「ププーっ!」





後ろからクラクションが鳴らされる




「うっせーよ!バカっ」




僕は目を開け アクセルを踏み込んだ



やがてそのお寺に着いた



車をお行儀よく止めてる時間も無かったから



寺の前で僕は車を捨てた・・



黒服の人だかり



僕は営業を抜け出してきたままの恰好・・



確か淡いフラワープリントのシャツ でも関係なかった



入口の塀の陰で 誰からも見えないように



泣いている女性がいた・・


地面にへたり込んで泣きじゃくってる感じだ




Y子ちゃんだった・・



足を止めかけたが時間がなかった



無性に腹がたった 


づかづかと中に入っていく


みんながこちら見る・・




ざけんなよ・・お前ら


俺はノリオを10年間鍛え 


苦楽を共にしてきた 仲間だ! 


いいとこお前らなんて


1~2年の付き合いだろ!


どけ!


道を開けろ





心の中でさけんだ・・



人だかりに中に 棺桶に入れられたノリオがいた



今 まさにその蓋が締められようとしていた・・




ノリオ! 


バッカ野郎・・てめえ起きろ!




叫んだ・・



彼は優しそうな表情で静かに眠っている



なんか言えよ・・ノリオ・・



また釣り連れててってくれよ・・



またバーベキューやろうぜ・・



おい・・なんか言えよ・・



ノリオ!




彼は何も答えてくれなかった・・





釘が打ち付けらるとみんなも泣いた



年老いた彼の母親が泣き叫ぶ・・




僕はそれ以上見てられなかった



遺影の写真を眺めた・・



大好きな釣りの恰好をした優しい顔




そんな写真だった・・



ばかやろ・・



小さくつぶやいて焼香を済ませた




元家族もいる 子供も大きくなっていた


なるほど なのであのY子は表だって出て来れないのか・・



朝起きた時冷たくなったノリオを見つけたのは


Y子だったと聞く・・



再婚はしていない 可愛そうに・・ 


それぞれに立場があるのだろう




なんか悲しい・・





その会社の社長が挨拶をしている


内容は覚えていないが



怒りが静かに癒えていく・・




これだけの立派な葬儀を社葬にて執り行ってくれた



この「A・・」と言う会社に感謝したい・・



やはり大きくなる会社と言うものは


トップの人の覚悟が違うものだと


この時思い知らされた・・



僕は自分勝手な怒りや感情を恥じた



もし僕だったら こんな立派な葬儀なんてできない


前の会社の「T・・・」からも来てくれてるようだ・・



ノリオ・・お前 うちを辞めてから



本当にいい会社を渡り歩いてきたんだな・・




最後 いい美容師人生を歩んだんだな・・







涙が出た・・





俺も もっと美容師頑張るよ・・



と誓った



僕は自分の不釣り合いな恰好と敗北感に



いたたまれなくなり その寺を後にした・・



Y子に話しかけようと思ったが もうそこに彼女はいなかった




帰りながら僕は妙な感情に包まれながら運転をしていた



悲しいというより・・


ん・・なんだろ・・




あがらえない喪失感の中に



美容師っていう職業を誇りを持って



やり続けたい・・



いや



やらなければならない・・





僕は窓を開けた・・この季節特有の



気持ちいい風が車の中に入ってきて



僕を包み込む



ラジオをつけた・・




お昼のクラッシックみたいな音楽をやってて


たしかショパンだったと思う



少しだけ悲しい旋律が流れてきて 僕はその音楽を聴くというより



受け流していた・・







「ノリオもう会えないんだな・・」




とつぶやいた瞬間にそのショパンは僕の中に




すっと入ってきた





いきなりだった・・



涙があふれ出てきた


ノリオ・・


涙と嗚咽があふれ出た




僕は車を止めた




大きなグランドの横に車を止めて




僕は泣いた・・



我慢することも



誰に恥じることも無く





思いっきり泣いた・・





よし!前に行こうという気持ちと



ポッカリと大きく開いたその喪失感との




バランスが上手くとれないのだろう・・




ハンドルを抱え込むように泣いた



ほんの少しだったのかもしれないけど



僕にとってはノリオとの最後の別れの時間




それは永遠だった・・




やがて僕は顔を上げ



涙を拭いた




「さあ店に戻ろう!」




みんな待ってるはずだ・・





5月の綺麗に晴れた午後




僕はゆっくりと車を走らせた・・






「さよなら・・ノリオ・・」


       


         おわり










あとがき



彼の死因は脳関係だったと思います


最初に「過労死」と書いたのは僕の勝手な勘違いで


そういう風に思いたかったのかもしれません


彼が死ねわけない・・誰かに殺されたんだ!


そういう風に考えたかったのかもしれません


もともと彼の寿命だったのでしょう・・


誰も悪くはなく 彼が彼で選んだ人生だったのでしょう


偶然と偶然が重なり僕は葬儀に出ることが出来ました


きっと彼が 「オイ!店長も来いよ!」と呼んでくれたのかも


しれませんね・・



たぶん これを読んでいるのは、美容師さんでしょうか?


とても美容師は素敵な職業ですね


でも度を超えた労働や目標設定はやはり


「心」 と 「身体」 を蝕んでいくようです


20代はいい・・でもその先には40年間という



長い長い美容師の道が残っています



無理をしないで下さい



どうせ無理するのなら 


「楽しく無理をしてください!」


楽しくない無理はきっといつの日か



貴方を壊していきます



個人差もあるでしょう・・


貴方にあった素敵で楽しい 美容師ライフを



まっとうして欲しいと思います



最後 僕がこの記事を書きながら



ずっと聞いてた曲



ショパン 「別れの曲」



この曲に僕はなんども勇気つけられました



それではまた どこかでお会いしましょう
























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# by overmax0420 | 2013-05-01 07:49

美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)

さて・・美容室の失敗における最終的な



落としどころと言うのは・・失敗してもまた



そのお客様がお店にリピートしてくれるのがベストわけです




確かに難しい方や怖い方もいますが、ほとんどの方が





いい人で・・お客様になってほしいな~って



思うくらいの方ばかりです・・





まあこういう人間ドラマと言いますか そんなお客様の




悲しみ 憎しみ など極端な心理がそこにはあるわけです




案外多いのが カリスマ美容室とかあるじゃないですか?



ああいう所で失敗してくると・・そのカリスマさんには




文句も何も言わずに、コッソリ僕らみたいな補修屋美容師が



秘密裏にその失敗をごまかして、またその店に自然に戻りやすく



してあげるの事もも少なくありません・・



今回の失敗した技術は嫌だけど・・カリスマ美容室に通ってる自分が好きだし



その美容室にも愛着もあるし そのカリスマや店と揉めたくもないと



言うわけです・・




まあ皆さんの所でも人間ですから失敗もあるでしょう・・



当然僕にだってありますし・・計算がずれることだってあります



問題はそのお客様をきちんとフォローしてあげてまたリピートして



くれるのがいいわけです




さて・・この画像覚えてますか?










美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)_b0247382_3314734.jpg





美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)_b0247382_332179.jpg




矯正の極端な根本折れですね・・



僕もやった人の事は基本聞かない主義なので



本当のこと知りませんが



自称 カリスマ美容師さんだそうです・・





詳しいいきさつは これを読んで下さい


美容室の失敗の真実 アイドリング





んで・・ここの人間模様が面白いと言いますか




結構 お客様心理のお勉強になるのでこれをみなさんと





お勉強してみましょう・・



まずこの子は 30代の綺麗な女性です




若いのに白髪が多く、くせ毛です・・



美容院はだいたい青山とかのカリスマ美容室です




矯正もカラーも頻繁にしている方です




いつもは青山のトリートメントが有名なカリスマ美容室に




矯正もカラーも通っていました ある時その店の矯正のシステムが



代わり・・大失敗されたわけです・・



濡らすとドロドロ 乾かすとバサバサになるような失敗です



困り果てた彼女は ネットでその自称カリスマの元を訪ねます





毛先のバサバサが少し落ち着きました



感謝感謝です・・




彼女は同じエリアだったしこの自称カリスマの元に通おうと



思いましたが いろいろ商品とか特殊なカラーとかを



しつこく勧めてきます・・ んで うるさいのでカラーだけは



その矯正の失敗したお店に戻るわけです




でも矯正だけはそのカリスマにやってもらおうとやったら




根本折れの大失敗・・



相談に行っても これは失敗じゃないと




突っぱね・・この大人の女性が泣いても



一言も謝りません・・




お金だけは返してもらいましたが・・まあ話聞くと酷い事・・酷い事・・



メールも見せてもらいましたが愛のない事・・





まあ典型的な勘違い美容師!


訳ですが・・



この一連の流れの中で1つだけ「不思議な現象」が起こってませんか・・?




そう・・



彼女は一番憎むべき そのトリートメントカリスマ美容室に戻っていること!



そして・・本来感謝すべき その自称カリスマを憎んでいること・・




いつの間にかにお客様心理が逆転してるのです




どうしてこうなったか?




それは 完璧に・・








「人間力の差!」





ですね・・





そのトリートメントサロンの・・(確か店長)は誠意をもって謝ったし


きちんと正直に対応した・・




一方 その自称カリスマの方は 謝りもせず 非も認めず・・




結果的に逃げた・・




この差は大きいと思います




注) 逃げたというのは比ゆ的表現で、彼はそれは失敗じゃない!

   かかりが弱かったんだ!もう一度やり直す!と言いましたが

   彼女は怖くてそれを拒否 ちゃんと謝って欲しかっただけです

   そういう意味で謝れなかった彼を逃げた!と表現しています





さて文面も疲れたでしょう・・





画像を見ましょう



あのカウンセリングから一か月半後・・




彼女は僕の元を訪れました




美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)_b0247382_4204871.jpg




美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)_b0247382_4225145.jpg





これがトリートメントサロンで失敗して 自称カリスマが直した毛先ね




まあ酷いもんです・・





その間 トリートメントサロンの方ででカラーカットはやってもらっています





2か月前の根本折れがこれ・・




美容室の失敗の真実(最終章・・ファイナル!)_b0247382_429432.jpg





んで・・現在の根本状態の画像が何故か無いんです


ちゃんと撮ったのにな~ ごめんなさいm(__)m




それで根本折れの修正とほんの少しのくせ毛(一センチ)を



僕なりにやると・・





こうなるわけです!





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ちなみに生え際も・・



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2か月前で 5ミリ地点からの折れ!ですからね 伸びても2.5センチ・・


薬液塗布できるのは 1.5センチの施術です



まあ彼女も根本ギリギリから狙わせるので、



普通は失敗して当たりまえ・・




根元から狙って 毛流れに逆らわず ふっくらとさせながら



くせ毛を伸ばし 折れを修正する(1.5センチ以内)


根元からの断毛の可能性もあるし、すべてにおいてギリギリの施術です





結構 難しく怖い仕事です・・



かなり還元と軟化は早いと読んでまして・・やはり、あっと言う間でしたね



いわゆる ゼロ還元毛(バカ還元毛)・・




まあ固い髪だし普通騙されます・・



ソフトな薬でも塗布するそばから



ガンガン軟化していくんですから・・




ちなみにトリートメントサロンは微アルカリ?微酸性?などの特殊な矯正で




髪をぶっ壊しました・・




店長さん曰く 「〇〇さんだけなんですよ・・こんなになるの・・トホホ」




だそうです まあどんなやり方も否定はしませんが




やり方次第だと思っています





最後・・





彼女はずっと・・その自称カリスマを恨んでました




その彼の書くブログを何とかできないものか・・



どうしたら彼を貶める(おとしめる)ことができるか・・




私をこんな目に合わせた彼を本当に恨んでいました



まあそのくらい彼は彼女のことを追い込んだのでしょう・・




最初に会った時も 全身から邪気が溢れ、せっかくきれいな女性が




もったいないな・・と思ってました




1か月半後 やはりその邪気も憎しみのオーラも消えていませんでした





憎い憎い憎い! 恨む恨む恨む!




です・・怖いですよ~




僕は今回施術を担当するにあたって 裏テーマは





この恨みオーラを浄化する!



でした・・そんな恨みもってを生活しても女性は美しくなれません




前にもどこかで書きましたが 女性は怖い・・般若の顔と 



マリア様のような優しい心を持っています




僕ら美容師はその般若の恨む心を抑え込み マリア様の顔に




してあげるのが仕事だと思っています・・




彼女は施術が終盤に差し掛かった頃から顔が変わっていきました




髪を触りながら・・泣きそうだよ・・店長・・泣くかも・・






ゴメン・・今 忙しいからちょっと待ってて


あとでいい子いい子してあげるから(笑)






彼女は自分で話し始めました




今考えると 彼に対しての憎しみや自分自身を卑下した




言葉をこの2か月間ずっと口にしてました・・




ずっと憎んでました・・彼も自分自身も・・



自分でもわかっいてました



自分が嫌な人間になってることが・・




でも不思議なんです



今・・彼に対しての憎しみがス~と消えてるんです



あんなにイライラして人のことを憎んでたのに・・





今・・そんな気持ちが全然わかないんです




なぜだろう・・




店長なんかしました?






いや・・矯正のやり直しをしただけだよ





まあここから少し泣きましたが、もう大丈夫でしょう






浄化完了です!





一応全体の仕上がりも載せておきます





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邪気は見えません・・


すべて僕が吸い取りましたから(笑)






少し泣いたのでいい子いい子中・・


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もう・・忘れた? 誰も憎まない?  




あっ・・





「ハイ!」



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OK・・いい子だ! 

可愛くなった!







元々綺麗で素敵な女性です




いつも穏やかな顔でいてほしいと思います・・






他の美容室の失敗の後始末も






奥が深いだろ?



          OVERMAX




もし・・自分が加害者側(失敗した側)に回った時



怖がらず、正直であるべきだと思います



そして逃げない事!これはとても需要なファクター(要素)です


正直にいいわけではなくきちんと説明し、スピーディに対応すべきです



上にあげた失敗したトリートメントサロンのように



矯正はダメだけどカラーやカットでは通いたい




そのようになるべきです 僕もそれを望んで補修しています



決して自分の所の顧客にしようとか思ってません



はがきも出しませんしね・・



これからの美容師は人間力がとても重要だと思います




もし貴方が一生の結婚相手を選ぶ時・・



顔ですか? 見た目ですか? 知識ですか? お金ですか?



違いますよね・・




そう





人間として尊敬できる!




って言うのがギリギリのところの決め手になると思います




お客様から見た美容師選びも





同じだと思います・・












人間を鍛えろ!




です・・m(__)m






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# by overmax0420 | 2013-04-05 06:03

美容室の失敗の真実 (実技編)

いやぁ~このブログも忘れ去られそうな感じ



なのですが・・一応まだ生きておりますm(__)m




さていきなり最終章に行きたかったのですが




どうしても欲しい画像のお客様が、来店までにもう少しなのです







それで今日は 実技編と言いますか・・




実際 お客様を怒らせてしまった時の




対処方を皆さんに伝授したいと思います





もう一度、確認ですが・・




僕がお客様を怒らせてしまった!



という感じです(汗)




怒っているのはお客様のビフォアはこちら・・







美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_20511131.jpg




確か埼玉からの女の子・・



矯正とカラーです




実はこの時 僕は矯正カラーを2人 矯正を1人(彼女含む)




担当してまして・・こんな感じ





美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_20552114.jpg




そしてこの後 矯正がもう一人来るという状況・・






そして彼女の仕上げが終わったら





怒ってるわけですよ(汗)






見ます?








美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_213514.jpg





うっ・・ヤバい 怒ってる・・





美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_216472.jpg






これは確実に怒っている表情・・(汗)





僕は高速で今日の施術にミスがなかったか





考えました(悩)





接客も技術もそつなく誠意を込めて担当した




でも彼女は怒っている・・








美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_21112883.jpg






仕方ない・・ここで奥義を出そうと思います




皆さんいいですか? 彼女の怒りを静めるのは




沢山のいいわけでもプロの言葉でもありません・・






このたった2本の指で彼女の怒りを




沈めるのです・・
















美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_21201511.jpg






いいですか? 





一気に行きます





この左手の2本指にエネルギーを溜めるのです





うぃ~んんんんんんん




とエバンゲリオンのようにパワーを溜めるのです







1・・





2・・







さ~ん!(笑)








美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_823413.jpg





あんっ♡




秘孔を突きました・・





でもまだダメです 油断なりません




まだ表情が硬い・・







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一気にいきましょう・・




すかさず彼女のアゴをさすって下さい!




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そうです・・ネコちゃんをあやすように



優しく ゴロゴロ・・ニャーニャーです




するとこの辺りで彼女は




落ちます・・






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このように半開きの唇になって、自分から




僕の手にアゴを載せてくれば




もう大丈夫!




うんすん言わさず・・一気に







撮影突入です!






ハイポーズ!








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カメラに詳しい人が見たら一発でわかる



だろうけど・・僕とモデルの距離はかなり近いんです




広角レンズで撮ってますから・・




僕の両足で モデルの脚を挟んでの撮影スタイルで



ポーズも僕の右足 左足で押しながら



指示を出すのがOVERMAX流です(笑)



あと近いと 直接触れられますしね





美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_944658.jpg





あとは近いと・・





「魔法の言葉」 を囁きながら撮影できるのです


注) 企業秘密(笑)







美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_975923.jpg






美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_9165499.jpg







なんで彼女が怒ってたかと言いますと





忙しくて、僕の手が足らなかったみたいです




彼女は触られマニアなので 触ってると喜ぶ・・




弄くり倒しました(笑)





そして・・















美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_9233763.jpg





こんなに・・





可愛くしやがって!





です・・(笑)




             OVERMAX



「美容室の失敗の真実」



出演  OVERMAX ANGELS


ヘアメーク OVERMAX







ムカついたべ?





まあまあ・・そう怒りなさんな・・




これ僕の指です





美容室の失敗の真実 (実技編)_b0247382_930596.jpg




50歳のオッサンにしてはそこそこ綺麗です




指は貴方とお客様をつなぐ唯一の・・




接点なんです




触れる 髪を揺らす 掴む・・



その中でお客様は実にたくさんの情報を



拾っているのです




当然、僕らも指先からたくさんの情報を拾っています





お客様の思いを




すくい取るセンス・・






その中でも重要なのが





貴方の指先なのです・・・






では次回 は本当の美容室の失敗の真実を




書きあげたいと思います






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# by overmax0420 | 2013-03-25 21:23

美容室の失敗の真実2 (対応の仕方の基本レシピ)

さて・・前回は 大体にして美容室では失敗もあるのだから



お客様に何か不都合があればきちんと謝った方がいい



って話でしたね




言いたい事をお客様が言える分だけ(悪意はなく)



まだ美容師さんとして信頼されてる証拠なのだから・・



そして またリピートして関係を深めればいい




そんな事を書きました





ここでもう一度確認したい





美容師が間違いを認め、

反省し謝ってくれた!




とお客様が感じなければ・・




それは謝ったうちには入らない




ということなんです




「俺・・ちゃんと謝ったし・・ブツブツ・・」



ではダメです




悪質なクレーマーみたいな人には毅然と



対応してほしいが、普通の一般の方には




丁寧に意見を聞き、謝り 最善策を提示するのが




一番望ましい・・ 



しかも最短距離で スピーディに対応したほうがいい




もう一度言う・・




相手がそう感じなければ

謝ったことにはならない・・





ここを肝に銘じて欲しい






さて・・やってしまったものはしょうがない





ここで一番最悪のケースはなんでも



すみません・・すみません・・




はい!一生トリートメントタダにしますとか




その髪が伸びるまで(2~3年)他店の美容室代金を




タダにします! とか言ってしまうこと・・




現実に僕の店の領収書をその失敗した店に



持っていきお金をもらう人もいる・・




補修代金もカラーもトリートメントもシャンプーも何でも店販品もつけての代金だ・・




それを何年も続けようとする・・






僕はお客様を諭す(さとす)・・




ダメだと・・諭す 




その行為は 1回か多くて2回までしなさいと諭す






悪いが僕の持つ、すべての言語能力と心理コントロールを使っててでも




止めさせる・・年間で・・かなりのこういうトラブルを扱って




いるが 2枚以上 領収書を持って帰らせたことはない・・





でも・・・美容室側が



どうせ相手が払ってくれるんでしょ?



大目に料金上乗せしとけ! 



この商品絶対買った方がいい! 





どんどん料金高めに上乗せすることも可能なわけです




こり・・酷い! 

200万分くらい取っても

いいんじゃない?




と煽ればお客様だって・・「そうかな?」と



その補修した美容室でお金を落とそうとする!



いくらでも金のなる木を見つけた利益の亡者みたいに



その補修した美容室にお金は入る・・



いい人の振りして、正義の味方の振りして




その失敗したお店から 関節的にでも



利益を搾取することも可能なわけだ・・




なので僕はそういう人(領収書を持って帰る人)



には商品は売らない・・



何かいいものが無いかと?聞かれたら




無い! と答える・・



これが僕の補修屋としての誠意(プライド)でもある




でもこんな店ばかりでもないので気を付けて頂きたい






怖いでしょ?




だから・・初期行動は迅速に きちんと謝り




最善の落とし所に決着しなければならない・・




時と場合によっては 美容師のプライドなんて一瞬で



吹き飛ぶ大事件 や裁判に発展することにだってある・・



こんな時代だ 髪のダメージも複雑化してる




マルセルで指で感じる・・とかなんとかってやってたけど




見えないダメージは見えない 感じれないものは感じれない・・




カウンセリングしても ウソを言う場合もある



覚えてない場合もある・・




矯正+金髪ブロンド → 黒染め してた・・



でもお客さんはしてないと言う(もしくは忘れた・・)




しかもオーダーは矯正デジ(軟毛・クセ強い)+明るくしたい!




たぶんほとんどのの美容師さんは失敗するでしょう・・




さまざまな危険が今日もアナタを襲う




もし・・失敗して相手が感情的になった




怒鳴り込んで、店で泣き喚いたとする・・





とりあえず、丁寧に話を聞き、謝罪し



マックス対応(最大の対応)で 施術代金を返すのが



今の時代のセオリーだろう



店側・・美容師側の心が痛むなら



トリートメントをプレゼントしてもいい



そこまで十分謝罪と責任は果たした!と僕は考える




さまざまな事例と各お店の対応を




総合した結果そう思う・・




その感情的になって、泣き喚いてるお客様を



美容師のプライドにかけて 再施術するのはいいが・・




大体にしてそこまで感情が高ぶってるお客様は



どういう結果が出ても納得しないものだ




やりたいのならやってもいいが・・




美容師側も人間 大体こういう時は




手元が狂う・・もしくはビビってしまって・・何も変わらないか


もっと酷くなる・・




こういうのはまずしっかり謝罪 して誠意を見せる・・




そして施術代を返金・・心が痛むならトリートメントでもプレゼント



で 店側の責任はひとまず終了かと思う



  注) あとで電話するとかあるけど


     お客様からしたら迷惑じゃないですかね?


     早く忘れたいのに・・(謝罪の手紙はいいと思うけど)




それ以上お客様が要求してくるなら




それはゆすり・たかりの一種で



保険屋に相談するか・・警察に相談してもいい




消費者センターにこちらから電話して相談する手もある



確かに やってしまったのは美容師側の落ち度で




申し訳ない でも・・そのままずっと奴隷のように



一生トリートメント無料なんて約束はしてはならない・・



他の美容室の代金も支払います!なんて言ってはいけない

(まあ 補修系美容室の一回分くらいはしょうがないか・・)




んっ・・なんか書いてて 僕の店に



誘導してるみたくなってないか?




もしそう捉えられちゃったら、すみません 



違います・・申し訳ないですが、お断り致しますm(__)m





さまざまな失敗を見てきた・・


と同時に、その失敗した美容室の対応も見てきた



何が正解とは言えないけど




僕の現場感覚 皮膚感覚が今日書いた対応が




ベターな気がします(ベストではない)




まあ 僕も含め まだまだ失敗は起きるでしょう・・




上手いコケ方じゃないけど




上手な対応をしてほしいと思います




余計なお世話ですが・・



技術的に怖い時は後ろの髪でテストするといいですよ



確実に失敗を減らせます




矯正に関しては 過還元か還元不足 




雑な塗布 雑なドライ・・雑なアイロン 雑な2液です




矯正は一つひとつ丁寧にやることです 焦らないことです・・

 



デジは やはり過還元と・・上まで巻き過ぎが失敗のNO1です





必要以上にロッドを大きくすると、ついつい上まで巻き過ぎちゃうでしょ?





今はみんな勉強しててその理論やシステムに




振り回されてる気がします・・




まずは自分の感覚や従来のやり方を



より研ぎ澄ましていく方が・・




失敗が少ないのでは?



あと・・PHとかアルカリ度とか数字で考えすぎる




と感覚がぶれません?



数字なんて片目でチラっ・・くらいでよくないですかね・・




それよりその薬の検証をさまざまな毛束でやった方が



より自分の体が感覚で覚えると思うんですけど




違いますかね?




まあ好みや性格もあるのでしょから・・




自分に合ったいい感じのやり方でお願いします




それでは・・もう一回くらい 美容室の失敗を書いて




締めたいと思います




それでは・・m(__)m



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# by overmax0420 | 2013-02-28 22:42

美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)


さて・・新章の 「美容室失敗の真実シリーズ」です




この手の話は どうしても怒り口調なブログに


なったり、誰かを非難したり、となりがちなんですが、




僕の落としたい方向はそこではないんです・・




なので 少々 得意のアホっぽい文章で




書き綴っていきたいと思います(ちょっと長いかもです)笑







プロローグ(アイドリング中)でも書きましたが



美容室における失敗というのは



かなりの確率であると思うんですよ





いや・・失敗って言うと大げさですが



作る美容師さん側から見て



失敗ではなくても・・





完璧ってないじゃないですか?





自分的に・・もうちょっとだったとか




普通にありますよね?





失敗って言葉がダメなら




未完成・・




その美容師さんがイメージする理想の形に対して











未到達!




まだまだ満足しないぜ!



的な部分も含めて、自分的に失敗なわけです





なので・・僕が今回書くことに、



あまり神経質にならないで頂きたいと思うのです





そういう意味で言うと



僕なんて 失敗ばかりですね・・




うん!100%
失敗です
 (笑)




間違いないです!



また逆の視点から(お客様から)見たら



全然別の答えが出てたりします

(美容師さん気に入ってる でもお客様は実は気に入らないとか)





このロングの女性・・






美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_6103295.jpg




出来るだけ短くが希望です・・





耳も出して 襟足も短く 希望はいわゆるベリーショートです




言い方悪いけど・・条件はあまりよくない




もみあげが長く 浮きやすい



襟足は変な生え癖がありおさまりが悪い



ホッぺが丸く 短いと顔が大きく見える(太って見える)


短くすると、変なハネるクセが出る




でも、僕はそれをわかった上で短くカットしました・・







美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_6183296.jpg





アフターです





美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_6193544.jpg





それなりにまとまって見えるのは



カメラのアングルです




そういう撮り方をしてるだけです




アングル変えますね







美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_62125100.jpg





襟足のクセ もみあげの処理 頬が出て顔が丸く見える・・





まあこの辺りの処理は美容師さんの判断でしょうね




僕も 「う~ん・・・」 という気持ちが正直あります





でも、お客様は大満足でした




もう僕が担当して 15年くらいでしょうか・・



一年に一度だけ 遠く横浜からカットをしに来ます



一年伸ばして またバッサリです・・



彼女が僕に求めるものは 自分が好きな長さまで




遠慮せずに切り込める美容師さん です




上の条件なら 耳たぶ下 4~5センチ位で




グラボブ切った方が数倍おさまりがいいはずです




それは僕もわかっててバッサリ切って・・




「もっとなぁ・・・なんだかな・・・う~ん・・・」 なわけです



でも彼女は笑顔で帰って行きました



きっと 彼女は一年後また
リピートするでしょう


(これ重要!)






もう少し踏み込んだ題材を・・




お客様から 前回の技術に対してのクレームが





あった事例を見てみましょう




美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_637546.jpg





見えますか?




前回の矯正が伸びが悪かったそうです




わかりづらいかな?



根元6センチくらいは バージン毛でくせ毛です



その下・・少し伸びが甘くないですか?





僕のミス(失敗)です



彼女曰く いつもより膨らむのが早かったそうです





僕は謝ります・・




あっ・・・ごめんなさい・・申し訳ない・・・(ぺこり)



(真面目な顔して) 



少し、僕の気合いと愛が足らんかった・・



今日は本気のLOVEで行くから 許して・・m(__)m





すぐさま・・スタッフに指示・・




「今日は俺・・マジな愛だから 

スペシャルでおねがいしま~す!」



(お客様 爆笑)



なんてね・・



この子の性格に合わせて




冗談っぱくに振ってますが




最初にしっかり謝ります(これ基本)





お客様が何か不満や不都合があった時は




しっかり謝ることです




案外、これ出来ない美容師さんが多くて




まず言い訳します




技術的なことグチグチ言ったり 




お客様の髪質のせいにしたり・・



美容師のの立場やプライドなんて




クソくらえです!




謝れない男なんて最低です




雑誌に載ろうがテレビに出ようが・・



技術講師やってようが・・サロンが原宿にあろうが




関係ありません (よね?)





まずは謝る・・



ちゃんと気持ちを込めて謝る




そして・・




俺の愛がたらんかった・・



反省した・・今日はもっと頑張る!
(ぺこり)





とかでいいわけですよ(でも相手見てセリフは変えてね)




そこから 正直に 改善策を説明すればいい・・


(この正直にってとこもポイント)





あっ・・




一応 アフターを見ます?





美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_771727.jpg





まあ 問題は お客様が文句を言いに来てくれて



また髪を任せてもらえるということ・・



再来店しなければ意味ないです




失敗してもリピートさせる!



これこそが本物のプロです




僕 よく失敗系のお客様やってるでしょ?




一応聞くの・・




なんで前のお店に相談したかったの?ってね





いや・・もう顔も見たくない  とか



人間的に無理!  とか



技術よりも 美容師としてよりも





「人間的にどうなの?


人として信頼できない!」





とか・・良く聞きます



あらら・・



女性は口でごまかそうとしても無駄です



感情的になるだけだし 貴方の価値を下げるだけです



僕の経験則上 素直に謝った方が大体上手くいく・・







話戻します




美容師だって人間だもの・・・ミスはありますよ・・そりゃ・・




問題はミスをしないようにしなければいけないわけですが




やっちまうこともある





気がついた時に どうするか?が問題なわけで・・





皆さん 冬ですが スキー スノボとかやります?




僕ね・・こう見えてやるんですよ(笑)




んで 急斜面でスピードに乗ってる時



制御不能になってコケるじゃないですか?




この時にですね・・




「上手いコケ方!」




って言うのがあるんです




わかります? 僕の言いたいこと・・ 




バイク乗ります?




僕ねこう見えて 中免もってるんです



意外でしょ?(笑) 



それで400㏄のバイクに乗ってたんですが




バイクも同じでね・・




「上手い事故り方!」 




ってやつがあるんです




下手すりゃ死にますから・・





まあ僕らの相手は ガリガリの雪山でもなく




固いガードレールやアスファルトではありません





奇しくも か弱き女性・・(たまに男子)




そこをしっかり理解して、行動すると




その後のリカバリーが本当に楽なわけです




処方箋間違えると




病状が悪化して傷口がどんどん広がりますから・・




「上手いミスり方」



「上手い失敗の仕方」




っていうものを・・僕ら美容師は考えておく必要があります




上手く使えば その方の生涯の担当美容師になれる




きっかけにもなりますから




僕ね・・思うんです




失敗・・



って言葉の持つ 負のオーラがいけないんだな・・と



「すみません・・失敗しました」



とはなかなか言いづらい




僕は・・ 



「すみません・・ご迷惑かけちゃって」 とか




「すみません お時間取らせちゃって」 とか



謝りつつ・・



技術的な説明をする時に




「失敗」 って言葉の代わりに






「ミス」  って




言葉に変換して使います





「この薬液の選択が 失敗 ですね・・すみません」




というより、




「この薬液の選択が ミス ですね・・すみません」


と言った方が美容師さんも言いやすい




そういう意味ではたくさんの言葉に置き換えられると思うわけです




「読みが甘った・・」 や 「浅はかでした・・」 でもいい




裏ワザですが・・



ミステイク!(mistake!)


ミッシング! (missing!)




というのも お勧めです



「この薬液の選択がミステイクでした・・すみません」



この薬液の選択がミッシングでした・・すみません」



声に出してみて下さい 意外となじむでしょ?



カッコつけたい貴方にピッタリです!




恥ずかしがると ルー大柴になりますから



気を付けて下さいね(笑)






さて 失敗に対して少しは軽い目で見れるようになりました?



お客様が悲しむ 涙する失敗はプロとして



絶対に避けなければなりませんが・・




美容師側が暗く凹んで、マイナスイメージだけでは 



そのお客様をリピートさせる事はできません・・





どこか明るく 前向きに! です





僕なんてほら・・




先ほどの矯正のお客様




日本橋にお住まいのお嬢様・・







美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_167192.jpg





前からだって撮影させてもらえるし・・(今回初めて前から撮った)






髪を触ってあげても ニコニコです




美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_847365.jpg




メーク時だって肌に触れるでしょ?(今回はしてませんフリだけです)



美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_8504130.jpg




ほっぺに触っても ウットリです・・




ニャーと言いながら



ゴロゴロしてきます(本人は犬と言ったましたが・・)



美容室の・・失敗 (上手なコケ方、事故り方・・)_b0247382_16104449.jpg



和み系の表情でしょ?








失敗してもリピート!



もっと怒らせるか・・




さらに機嫌を良くして信頼関係を深めるのか




それは貴方次第・・




技術テクニックだけじゃない



接客テクニックだけじゃない





何か・・





そういうものをお客様の心の深い所へ





届ける・・





お客様の笑顔への道筋は




いく通りもあると思うんです





自分なりの道が発見できるといいですね




           OVER MAX






とにかく素直にまずは謝ることです


頭でっかちな技術テクニックや薬液理論に


振り回されないことです



口でごまかそうとしない事です



丁寧に正直に・・



誠意をもって明るくです




そうすれば道は開けるはずですから



次回は もう少しヘビーな事例で何か書きたいと思います









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# by overmax0420 | 2013-02-19 09:37